
みなさんこんにちは! ガノー(Ganohr)です! (≧▽≦)
今回は、
Windows 10に標準搭載されている便利な付箋メモである
Sticky Notesの簡単なつかいかたを解説します!
更新履歴
2018/04/19 公開
Sticky Notesとはなにか?
‘Sticky Notes’は、Windowsに搭載されている付箋メモアプリです。
Windows 7では単に「付箋」という名前でした。
この付箋メモは個人はもとより、企業で働くかたが会社のコンピュータでつかうのも最適です。
- 誰でも簡単につかえる
- メモの管理方法に悩まされないで済む
- 自動保存されるのでより手軽
- 普通の、リアルな付箋と同じ感覚でつかえる
- Windows標準搭載なのでセキュリティ対策として最適
Sticky Notesの簡単なつかいかた!

まず起動方法や、そのつかいかたを確認していきましょう。
Sticky Notesをタスクトレイやスタートメニューに登録しよう!
それではSticky Notesを簡単に起動できるようメニューなどへ登録していきましょう。
この方法を応用すれば、「自分の好きなアプリを簡単に起動できるようにもなる」ため、はじめてのかたはぜひ実践してくださいね。
それではまず、
パソコンのキーボードにある「Windows」キーをおしたり、画面左下にある「Windowsマーク」をタップし、「スタートメニュー」を表示します。
その状態で、「sticky notes」の先頭数文字をいれて、Sticky Notesが画面にでてきたらそれを「右クリック」します。
なお、タブレットモードの時に右クリックするには、タップしたまま数秒待つことで可能です。
またはSurface Penで右クリックするには、ペンの本体側面についているボタンをおすことで可能です。
そして、
「スタート画面にピン留めする」か、「タスクバーにピン留め」をおしてください。
もちろん、両方登録してもよいです。
あとは、登録したSticky Notesのアイコンをクリックして起動します。
なお、Windows 7の場合は、「Windows」キーをおした後に入力する文字は、「付箋」もしくは「stikynot」です。
省略せずすべて入力してください。
検索した結果を右クリックして登録する場合、「スタート画面に表示する」や「タスクバーに表示する」といった文言になっています。




Sticky Notesに文字でメモを残す!

では実際に、Sticky Notesをつかっていきましょう!
起動したら何も書かれていない付箋が一枚、画面の中央に表示されています。
その付箋にキーボードをおして文字を入力していけば、そのままメモを残せるという、とてもシンプルなアプリです。

メモに装飾を施す
Sticky Notesのメモは、簡単な操作で文字に装飾を残せます。
たとえば、文字を選択した状態で
- 「Ctrl+B」キーをおすと、文字を太字にできます
- 「Ctrl+U」キーをおすと、文字に下線をひけます
- 「Ctrl+I」キーをおすと、文字を斜体にできます
といった操作をすれば、即座に装飾できます。
このような文字を装飾する機能があるため、
単にテキストでメモを残すより、Sticky Notesでメモを残すほうが便利なわけです。
このような文字装飾ができる機能を求めて、Word(ワード)を使うより手軽ですからね。
ただし、‘Windows 7’では「Ctrl+I」による斜体の文字装飾は使えません。


新しいメモを追加する
Sticky Notesは一つの画面に、複数の付箋を並べてつかえます。新しい付箋を追加するには、二つの方法があります。
ひとつはSticky Notesの一つの付箋を選択して編集可能な状態にするとあらわれる、左上にある「+」ボタンをおす方法です。
または、Sticky Notesのアイコンを右クリックして、「+ メモの追加」をおす方法です。
どちらでも問題ありませんので、好みの方法をもちいて追加してください。


付箋メモの位置や大きさを変更する
Sticky Notesはそれぞれの付箋の位置を変更したり、大きさを変更したりできます。付箋の境界をマウスや指先でドラッグ(左クリック/タップしたまま移動)すれば、大きさを変更できます。
また、付箋を編集可能状態にすればでる上部のバーを、マウスや指先でドラッグして位置を変更できます。
これによって、自分好みに付箋を配置できるわけです。

メモの背景色を変更する
Sticky Notesは付箋のそれぞれの背景色を、個別に変更できます。そのため、その色をもとに付箋の分類をわけてメモを残せます。
付箋の色を変更するには、まず上部のバーにある「…」ボタンをおします。
そして、出てきた「丸いアイコン」をタップして、色を選択します。
ただし、Windows 7ではこの機能が使えません。
なおこの機能は、次節の手書きメモの背景と線の色にも反映されます。

Sticky Notesに手書きでメモを残す
Sticky Notesは文字でメモを残せるうえ、さらにSurface Penなどで直接手書きしてメモを残せます。メモの一部を消すには、Surface Penなら上下をさかさまにして、描いた内容をこすります。
鉛筆で描き込んで、反対についている消しゴムで消すようなイメージですね。
コピーやペーストなどの作業ができないため、細かいことはできません。
されど、簡単な図形のスケッチをしたり、電話の内容をメモするといった用途に活用できます。

いらなくなった付箋を削除する
Sticky Notesは付箋を編集可能状態にするとでてくる上部のバーにある、「ゴミ箱」マークをおせばその付箋を削除できます。この操作をすると、
最初は「このメモを削除してもよろしいですか?」という問い合わせが表示されますので、「削除」もしくは「保持」をおします。
その際「今後このメッセージを表示しない」という項目があり、これに☑(チェック記号)をつけると、「ゴミ箱」マークをおしたら即座に削除するようになります。
ただし、こうなると付箋を誤操作して消すおそれがあるため、
この項目にはチェックしないことをお勧めします。

Sticky Notesの終了方法、瞬時に非表示にする方法
Sticky Notesは、とても便利なのですが、
終了方法がわからないかたが、案外多いようです。
その理由は、ひとえにこの記事で紹介した手順をやっていないからです。
ようするに、「スタート画面やタスクバーに登録していないから」です。
Sticky Notesを終了するには、主に2通りの方法があります。
一つは、
起動しているアプリケーションの一覧を表示して、そこから終了する方法です。
「Windowsキー」と「Tab」キーをおしてでてくるアプリケーションの一覧で、Sticky Notesの右上に出ている「×」ボタンをおせば終了できます。
このとき、編集した内容はすべて自動保存されています。
また、タブレットモードで使用していたり、キーボードを使いたくない場合は、画面の左端から右へスワイプ(画面に指を触れたまま、指をなぞりながら移動すること)すればアプリケーションの一覧を表示できます。
もう一つは、
スタート画面やタスクバーに登録(ピン留め)した、Sticky Notesのアイコンを右クリックして、「ウィンドウを閉じる」をおして終了する方法です。
この方法のほうが、従来の操作性に近いので、わかりやすいかもしれませんね。
また、
タスクバーにでているアイコンをタップすれば、付箋の表示と非表示を瞬時に切り替えられるので、わざわざ終了しなくても、別によいかも知れませんね。


最後に
今回は、とても便利なSticky Notesについて解説しました。
しかし、人によってはこれ以外に便利なアプリを知っていることでしょう。
確かに、個人が使用する用途の付箋メモアプリとしては、必要最低限の機能しか入っていないと感じるかたもいるでしょう。
メモをファイルに保存したり、ファイルから読み込んだりする機能はありませんし、インターネットをもちいた連携機能もありません。
しかし、
企業でもちいる付箋メモアプリとしては、もっとも適切であるという点も事実です。
もしもあなたがふだん作業をおこなっているオフィスのパソコンで、Sticky Notes以外の付箋メモアプリが導入されている場合、それが本当に適切なのか熟考する必要があるでしょう。
そもそも、
コンピュータの周辺や、座席の周りに付箋を貼りつけてしまっているなら、
即刻Sticky Notesをつかうべきです。
なぜなら、
それは重大なセキュリティホールになっているからです。
あなたは、これを理解できるでしょうか?
ぜひもう一度セキュリティ対策について熟考し、仕事の効率化との両立に努めて欲しいと思います。
以上、ガノー(Ganohr)でした!
( ´Д`)ノ~
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