
みなさんこんにちは! ガノー(Ganohr)です! (≧▽≦)
私は自他ともに認める文房具通です。
何を隠そう、私の親は仕事の中で、文房具を取り寄せて販売する側だったのです。
そのため幼い頃から文房具に慣れ親しみ、その良し悪しに触れながら育ちました。
そこでその知識を活かして、数あるボールペンの中で、特に「太めのボールペンランキング10選」をお届けします!
更新履歴
2019/06/07 不足情報を追加
2019/06/05 公開
目次
- 1.重めのボールペンの利点
- 2.太めのボールペンの利点
- 3.太くて重めのボールペンの利点
- 4.太め且つ重めで書きやすいボールペン・ランキング!
- 4.1.1位:三菱鉛筆ジェットストリーム4&1多機能ボールペン0.5mm
- 4.2.2位:トンボ鉛筆ZOOM 505bc 0.7mm
- 4.3.3位:パーカー油性ボールペンアーバンロンドンキャブブラックCT S1137353
- 4.4.4位:ZEBRA F-701 0.7mm BAZ47
- 4.5.5位:ラミー2000油性4色ボールペンL401 0.5mm
- 4.6.6位:オート 水性ボールペン デュード0.5mm CB-10DD
- 4.7.7位:オート水性ボールペン リバティ
- 4.8.8位:パイロット ドクターグリップ Gスペック 0.7mm
- 4.9.9位:三菱鉛筆パワータンク スタンダード0.7mm
- 4.10.10位:トンボ鉛筆 加圧式油性ボールペン エアプレス0.7mm
重めのボールペンの利点
さて、あなたはボールペンの重量は、軽いほうが好みだろうか。
それとも重いほうが好みだろうか。
念の為、軽いボールペンの利点が知りたい方は、以下の記事を確認して欲しい。

さて、軽いボールペンの利点としては「長時間使用しても手が疲れにくい」というものがある。
それに対して重いボールペンは、やはり疲れやすくなってしまう。
かといって、ただ安直に全ての重めのボールペンが疲れやすいということではない。
これを理解するためには、ボールペンの構造をまず理解せねばならない。
ボールペンはペン先についているボール部が紙に押し付けられ、描く際に回転してインクを出して紙に付着する構造になっている。
この構造上、インクの粘度が高い(ベトベトしている)と、ボールが上手く回転せず、結果書き味の悪いボールペンになってしまうわけだ。
基本的に油性インクの方が粘度が高く、水性インクの方が粘度が低くなっている。
また、ゲルインクはその中間に位置している。
このような関係から、基本的には「ボールを回転させるために紙を押さえつける力が必要」と言うわけだ。
この時、ボールペンに適度な重さがあれば、ボールペンの重さでペン先を紙に密着させて、ボールを回転させることができる。
これにより、余計にボールペンに力を入れずに済むという利点が生まれるわけである。
確かに、長時間文字を書く用途でなければ、重めのボールペンの方が無駄な力がからないことが理解できるだろう。
太めのボールペンの利点
ボールペンの太さによる違いをご存知だろうか。
細めのボールペンの利点は、以下の記事を確認してほしい。

さて、細いボールペンの利点としては「細かく動かす用途に向くため、文字を書きやすい」という点だ。
されど、太いボールペンには太いなりの良さがある。
それは、「ボールペンを握った際に、太い軸のほうが安定しやすい」ことだ。
ボールペンを握ると、軸の中央から上側の部分が人差し指の付け根と親指の間の部分に、ボールペンの軸がくる。
ボールペンが手の中で固定されるのは、
- 人差し指と親指と中指の先
- 人差し指と親指が繋がる付け根らへん
の2点により支えられるから。
特にボールペンを握った際に、人差し指と親指の付け根らへんでどのようにボールペンが支えられるかを考えて欲しい。
この時ボールペンが支えられる位置は、若干中央からずれて、人差し指の付け根側に寄っていることが分かるだろう。
この位置はボールペンを支える上で重要で、細いボールペンだと支えが若干甘くなる。
細いボールペンの場合、大抵は軽いため問題にはならないが、細くて重いボールペンはこれがネックになり、疲れやすいボールペンになってしまう。
対して、ある程度重めで、太めの軸であれば固定がしやすくなるため、持ちやすくフィット感のあるボールペンになるという訳だ。
そのため、細目のボールペンのように長時間文字を書く用途というよりは、「太めのボールペンは、素早くメモを取ったり、すばやく文字を書く用途に向いている」のである。
太くて重めのボールペンの利点
さて、太くて重めのボールペンの利点は、前述したそれぞれの利点の他にもある。
それはズバリ、そのタフさだ。
太くて重さのあるボールペンが、細いボールペンよりも頑丈なのは、誰でも理解できるだろう。
太めのボールペンなら、がっしりした作りを実現できるため、現場重視のボールペンに採用される。
また、多機能・高機能なボールペンも太めの軸が採用される。
機能・見た目・用途、どれをとっても太めの軸は十二分に利点が詰まっていると言える訳だ。
太め且つ重めで書きやすいボールペン・ランキング!
それでは、実際に太め且つ重めで書きやすいボールペンのランキングを掲載していく。
また、より詳細な仕様(スペック)は、個別に記事を書いているので、そちらを参考にして頂きたい。
1位:三菱鉛筆ジェットストリーム4&1多機能ボールペン0.5mm
- メーカ:三菱鉛筆
- インク:油性
- 軸経:13.7mm
- 重さ:23.6g
- 小売価格:1,000円+税
- Amazon割引率:47%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/05/09現在。小売価格は2019/06/01現在。
POINT 油性ボールペンでありながら、現行のボールペンで最高の書き味。
ジェットストリームは加圧式の油性ボールペン。
通常、油性ボールペンは書き味の面やインクの滑りといった面で、ジェルボールペンや水性ボールペンに劣る。
されど、それを加圧することでなめらかなインクの出や滑りを実現していることは有名。
一本で5つの機能を持ちつつ、書き味もベスト。
重すぎず、軽すぎず、丁度よい重さ。
文具通も、文具通でなくとも、このボールペンの良さは分かるだろう。
太めで重さもちょうどよく、書き味もよく、最もおすすめのボールペンだ。

2位:トンボ鉛筆ZOOM 505bc 0.7mm
- メーカ:トンボ鉛筆
- インク:油性
- 軸経:17mm
- 重さ:35g
- 小売価格:2,000円+税
- Amazon割引率:38%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/01/10現在。小売価格は2019/06/03現在。
POINT 高級感のある見た目が支持されて30余年。来賓対応を行う方や、大人の男性・女性に向ピッタリ!
非常に重く、とても太いボールペン。
書き味はやや滑りがあるものの、滑りすぎることはない。
プレゼント用途に選ばれることはあるが、常用するには人を選ぶ。
このボールペンは自分用か、来賓対応を行う方や、営業職・責任のある役職などに従事する方など、相手に合わせて購入したい。

3位:パーカー油性ボールペンアーバンロンドンキャブブラックCT S1137353
- メーカ:PARKER
- インク:油性
- 軸経:12.5mm
- 重さ:34g
- 小売価格:(参考)3,000円+税
- Amazon割引率:44%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/01/23現在。小売価格は2019/06/06現在。
POINT ロイヤルワラントを持つ、日本・海外共に有名なボールペンメーカー製品。
他にはないオリジナルのボディーはもちろん、重量感があり、高級感のある見た目、何よりその書き味が支持されている。
重量としてはかなり重めの部類で、軸も太いボールペン。
常用するボールペンというより、サイン用途に向く。
パーカー製の油性ボールペンは書き出しの際にインクづまりが起こることが多い。
安定してインクが出るまでならす必要がある。
慣らしを行えば、もともとの書き味とともに、重さによりボールが回転しやすくなっていることが確認できるだろう。

4位:ZEBRA F-701 0.7mm BAZ47
- メーカ:ZEBRA
- インク:油性
- 軸経:11mm
- 重さ:30g
- 小売価格:8.99$+税+α
※ 2019/6/11レートで974円、Amazon以外では別途輸送料・手数料が必要 - Amazon割引率:20%+α割引き!!(Amazon輸送料込み、小売の輸送料・手数料は含まず)
- ※ Amazon価格は2019/06/11現在。小売価格2019/06/11は現在。
POINT 海外で絶大的な人気を誇るものの、日本未発売。
太さは物足りないものの、重量感のあるボールペン。
フルステンレスでとても丈夫。
国外で人気だが、日本の文具通の間でも根強い人気を持つ。
工場や工事現場などでボールペンを持ち歩くといった、外圧がかかる環境での使用に向く。

5位:ラミー2000油性4色ボールペンL401 0.5mm
- メーカ:ラミー(LAMY)
- インク:油性
- 軸経:11.5mm
- 重さ:22.3g
- 小売価格:12,000円+税
- Amazon割引率:50%割引き!!
- ※ Amazon価格は現在。小売価格は現在。
POINT 1966年より発売されてなおも支持されるデザイン。
LAMYは日本を含めた全世界的に有名。
加えて、LAMY 2000シリーズの中でも、L401はその利便性の高さが特におすすめできる。
Amazonなら実売価格12,000円+税から、正味4割りから5割引きで買える。
純正リフィルの書き味は正直言って及第点レベルだが、日本製の替芯が使えるため問題ない。
しっかりとした重さがあるため、とても文字を書きやすい。

6位:オート 水性ボールペン デュード0.5mm CB-10DD
- メーカ:オート
- インク:水性
- 軸経:12.8mm
- 重さ:29.2g
- 小売価格:1,000円+税
- Amazon割引率:32%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/01/10現在。小売価格は2019/06/03現在。
POINT 様々な替芯に対応したコストパフォーマンスに秀でた点がポイント。
デュードはその真鍮製の丈夫で無骨なデザインが人気を博す。
替芯が水性と油性と両方に対応しており、使い分けることができる。
軸も太めであり、頑丈。
重さも十分なので、替芯をうまく活用したい。

7位:オート水性ボールペン リバティ
- メーカ:オート(OHTO)
- インク:水性
- 軸経:11.3mm
- 重さ:25.8g
- 小売価格:1,000円+税
- Amazon割引率:18%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/02/07現在。小売価格は2019/06/01現在。
POINT 様々な替芯に対応する、高級感のあるボールペン。
見た目が美しく、実用的なフォルム。
更に、油性リフィルや水性リフィルにも対応しており、コストパフォーマンスに優れる。
ただし、リバティは重心が若干上にあるため、文字をメインで書くボールペンとしては使いづらい。
メモやサイン用途などで用いるか、または製図用途で最も光るボールペンといえる。

8位:パイロット ドクターグリップ Gスペック 0.7mm
- メーカ:パイロット
- インク:油性
- 軸経:14.2mm
- 重さ:18.0g
- 小売価格:600円+税
- Amazon割引率:30%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/01/11現在。小売価格は2019/06/03現在。
POINT 様々な替芯に対応しており、またカラーバリエーションも多く、一・二本好みのものを持っておきたい
アクロインキのなめらかな書き味は大きな利点と言える。
軸は太めだが重すぎず軽すぎないため、手が疲れにくい。
三色の替芯に対応しているのも利点といえる。
ドクターグリップの代名詞といえる構造だが、別段動かしやすいとは感じず、その点で若干割高になっているイメージが有る。
とはいえ太くて軽いボールペンとしてはおすすめの書き味であるため、その価値はあるだろう。

9位:三菱鉛筆パワータンク スタンダード0.7mm
- メーカ:三菱鉛筆
- インク:油性
- 軸経:12.9mm
- 重さ:13g
- 小売価格:(1本)200円+税
- Amazon割引率:13%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/06/01現在。小売価格は2019/06/01現在。
POINT 中字・太字用ならジェットストリームよりもパワータンクの方が向く。
多少水で濡れていても、パワータンクなら記入ができる。
ボール経が0.7mmあるので、水に濡れた紙でも破れずに筆記しやすい。
太さ重さをもとめる場合、ちょっと物足りない面もある。
0.7mmの加圧式ボールペンのリフィルとしては、若干割高なのが欠点。

10位:トンボ鉛筆 加圧式油性ボールペン エアプレス0.7mm
- メーカ:トンボ鉛筆
- インク:油性
- 軸経:12mm
- 重さ:15g
- 小売価格:600円+税
- Amazon割引率:33%割引き!!
- ※ Amazon価格は2019/01/11現在。小売価格は2019/06/02現在。
POINT 圧倒的に「現場に目を向けて開発された一品」。
エアプレスはノック部をクリックしていくと、内部に空気が押し込まれることで加圧され、インクを押し出す仕組み。
強い加圧のために逆さになっていても書けるし、インクの出が悪くなりにくく、最後まで使い切れる。
リフィルの開発工程で内部を加圧する必要がないため、リフィル自体は加圧式ボールペンの中でもランニングコストが安い。
重めのボールペンが好きなら、ちょっと物足りない重さと感じるかも知れない。
現場用途としてはかなり利便性が高いため、候補には入れておきたい。

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