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複数辞書を串刺し検索。どちらの語彙が一般的か論理的に比較する方法

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この記事の所要時間: 145

同じ内容に、複数の語彙ごい(ことばの意味)が存在することはままありますよね。

さらにいえば、「同じ語彙に複数の読みがある」こともよくあります。

そこで、

それぞれどちらの「語彙・読み」が一般的かを、論理的に比較する方法として、

電子辞書を串刺し検索し、それをポイントで評価して、どちらが一般的か確認する方法を解説します。

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語彙の一般性を論理的に比較する方法

複数の辞書に対して語彙を検索し、その結果に応じ、以下の方法によりポイント評価します。

語彙の一般性を論理的に比較するためのポイント加算方法

  • 項目の検索結果に別段の解説がなく、別の読みへの参照(リンク)や読みだけを記述する場合
    • → 検索語:+ 0pt
    • → 別語彙:+10pt
  • 項目の検索結果に解説があり、別の読みへの参照があるか、別の読みの記述はある場合
    • → 検索語:+6pt
    • → 別語彙:+3pt
    • → さらに、解説が長い方の語彙へ「1pt」加算する。
  • 項目の検索結果に解説があり、別の読みの記述がない場合
    • → 検索語:+6pt
    • → 別語彙:-1pt
    • → さらに、別語彙の読みがなくとも語彙はある場合、解説が長い方の語彙へ「1pt」加算する。
  • 項目の検索結果に別段の解説がなく、比較対象とは異なる読みへ参照があるか、比較対象とは異なる読みが記述されている場合
    • → 検索語:+5pt
    • → 別語彙:-1pt
    • → さらに、別語彙の読みがなくとも語彙はある場合、解説が長い方の語彙へ「1pt」加算する。
  • 一つの解説で両者を解説している場合
    • → 主たる意味で解説されている語彙:+4pt
    • → 副となる語彙:+3pt
    • ※ このとき、ポイントの加算は1回のみであることに留意すること
  • 項目が存在しない場合
    • → 検索語:-2pt
    • → 別語彙:+2pt
    • ※ 両方に存在しない場合、相殺される

実際の比較の例

音色の読みは「ねいろ」が一般的だといわれていますが、一部「おんしょく」と読む少数派もいます。

これが事実か否か、実際に検証してみます。

今回は、調査に電子辞書とインターネット上にある一部の辞書についておこないました。

使用した電子辞書にかんしては、以下のリンクから確認してください。

実際に、

音色の読みは「ねいろ」が多いのか、「おんしょく」が多いのかを、

比較検証しました。

音色の読みが「ねいろ」と「おんしょく」どちらが多いのか、「ganohr.net」が調査した結果

辞書・辞典名    ,A→A   ,A→B   ,A>B    ,B→A   ,B→B   ,A<B
広辞苑          ,6      ,3      ,1      ,10     ,0      ,0
大辞泉          ,6      ,3      ,1      ,6      ,3      ,0
明鏡国語辞典    ,6      ,3      ,1      ,6      ,3      ,0
ブリタニカ      ,6      ,-1     ,1      ,2      ,-2     ,0
マイペディア    ,5      ,-1     ,0      ,2      ,-2     ,0
IT用語辞典(※),3      ,6      ,-      ,-      ,-      ,-

「A=ねいろ」の合計:62
「B=おんしょく」の合計:15

検証の結果、

圧倒的に「ねいろ」の方が優勢であることが、論理的に証明されました。

※ ちなみにIT用語辞典の「音色の解説」には不備があります。以下の記事を参照してください。

また、調査結果を分かりやすく解説すると、

「おんしょく」という解説は存在しないか、「ねいろ」よりも解説される量が圧倒的に少ない

ということです。

さいごに

語彙の比較検証は

論理的な手段を用いることが大切

です。

「より適切な語彙や、読みを用いるよう心掛ける姿勢」は重要です。

今回解説したような、「論理的な方法を用いた判断手法」は、あなたの今後に多大な貢献をするでしょう。

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