
みなさんこんにちは。
私ガノーは、パチスロ他、ギャンブル・ギャンブル依存症・カジノにおいて、種々の経験と知識を有しています。
現在IR推進法案(通称カジノ法案)が議論されていますが、これについて私なりの考えを提言しておきます。
なお、IR推進法案は、本来は統合型リゾート施設(様々な娯楽を含む施設)のことであり、その一部にカジノを含むものです。
この記事を読むに当たり、その点は理解した上でお読みください。
更新履歴
2018/05/03 公開
最初に - 私はカジノ法案には反対の立場である
まず、基本的に私はIR法案には、反対の立場です。
過去にギャンブル依存症の初期症状が表れた経験があるからです。
そして、ギャンブル依存症は他の依存症と比べ、適切に治療すれば、比較的短期間で回復することも知られています。
以下の記事では、その経験を紹介しています。
このような経験から、私はIRの中にカジノを設置する必要はないと考えています。
カジノ法案賛成派の言い分

しかし、一部でカジノ経営における利ざやを求める団体がいるからなのか、IR法案は急速に成立の方向へ向かっています。
IR法案に賛成する人たちは、以下のような利点を説いています。
- 外貨獲得の機会が増加する
- 地方創生・地域振興につながる
- 日本国内外での旅行業・観光業の発展に寄与する
しかし、本当にそうでしょうか。
そもそも海外から来た観光客が、なぜ日本のカジノを喜ぶと思っているのでしょうか。
アジアにカジノなんて無数にある。なぜ日本でわざわざカジノへ行く必要があるのか

そもそも、カジノなんてアジアを見渡せばいくらでもあります。
むしろ、地域としては多いほうでしょう。
- 韓国
- 中国
- 台湾
- ベトナム
- フィリピン
- マレーシア
- カンボジア
- シンガポール
- スリランカ
結局のところ統合型リゾートとしての、日本でのカジノ運営は、
外貨獲得や地方創生などの屁理屈を隠れ蓑にして、カジノ経営・運営に利権構造を作りたがっているとしか見えません。
本当に日本を良くしようと考えているのなら、
などといった、頭の悪い議論に時間をとるべきではないのです。
日本のギャンブル依存症の高さは、世界一悪いのが現状です。
そして、
ギャンブル依存症を患ってしまうと、短絡的な思考をしやすいことは周知の事実なのです。
ギャンブル依存症で散財する人間の話は、日本では本当に存在する

そもそも、ギャンブル依存症に陥っている場合、短絡的・短期的な戦術・思考に陥りやすいことがわかっています。
事実、私の知人はギャンブル依存症になり、必要な生活費・交通費までを散財するようになってしまいました。
私の知人はパチスロにハマり、会社へ来る交通費も食費もなくなるくらいお金を注ぎ込み、挙句の果てに私財を質入れし会社にも行かなくなりました。
こんなことが、ギャンブルの世界の周りでは本当に起こっています。
漫画の中の世界ではありません。
むしろ、日本では
日本人の20人から25人のうち1人は、一生のうちに一度はギャンブル依存症を発症することが統計的に示されています。
日本には平成29年時点で10,000店舗にも及ぶパチンコ・パチスロの店舗が存在します。
パチンコ・パチスロの筐体だけでも、合計444万台もが、現在可動しています。 再掲になりますが、日本人の20人から25人に1人は、一生のうち一度はギャンブル依存症を発症します。 この比率は、パチンコ・パチスロの台数と、日本国民の人数の比率とほぼ合致します。
世界的に見ても、日本人のギャンブル依存症の発症率はワーストです。
このような事実と、私の経験、知人の状況から、
IR法案可決によって、さらにギャンブル依存症の発症率が上昇すると考えています。
値段よりも、ギャンブル依存症の発症を助長しない施策を定め、その施策に必要な金額を算定すべきであることは、火を見るより明らかです。
現状のIR法案の草案は、ギャンブル依存症対策において、適切なアプローチは一切ありません。
「値段を高くすればお金のない人は来ないでしょ、だからギャンブル依存症の人は来れないよね?」
という、論理破綻した屁理屈をこねているだけでしかありません。
そもそも、
シンガポールにならって入場料は8,000円にすべきだ
とか、いやいや気軽に入ってもらうために、2,000円程度にすべきだ
とか、
ことでしょう。
私がIR法案に反対する3つの理由

私はこれまで解説してきたように、IR法案に反の立場です。
- 他国のIRを真似ているだけであり、日本の現状に合っていない
- 現状のIR法案はギャンブル依存症対策へ適切なアプローチを取っていない
- 地方創生の仕組みが出来上がっていない
逆に言えば、
これら3点さえクリアすれば、IRが日本にできることに反対する動機はなくなります。
それこそが、今回私が提言する施策なのであり、次ページにて解説します。
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