
昔から『数独』※(すうどく、SUDOKU、Number Place、ナンバープレイス)が好きで、ナンプレゲーム機とか買ってました。
※ 数独やSUDOKUは、株式会社ニコリの登録商標です
私が日頃からスケジュール管理やアイデア整理に使っている電子ノート‘WG-S50’には、無料追加コンテンツでナンプレが公開されています。

そこで今回は、この追加コンテンツである数独の各問題を解いていくにあたり、必要となる「仮置き法」について解説します。
数独とは?

数独とは、9×9マスに1~9の数字を、縦横及び3×3マスに区切った範囲で、同じ数字が並ばないように入れていくパズルゲームです。
今更解説不要ですよね!
より細かいルールや、解き方は以下より確認して下さい。

今回紹介する仮置き法は、上掲のリンク先では公開されていない攻略法です。
仮置き法とは?

‘仮置き法’(かりおきほう)とは、その字面通り、「仮に数字をおいていく解法」のことです。強引な方法ですが、問題のいくつかは「仮置き法が必須であること」を持って、「難問」とされています。
上の画像では、解法通り解いていっても、最終局面で4569が一意に決定せず、仮置きが必須となっています。
仮置き法を用いる際のコツ

仮置き法は、頻繁に使用するものではありませんが、使用する際には3つのコツがあります。
【数独で仮置き法を行う際の3つのコツ】
- 仮置きする数字はあとあと消しやすいようにする
- 仮置きする際は可能性の少ないものから試す
- 複数の仮置きが必要な場合、整理しながら行う
仮置き法のコツ1:仮置きする数字はあとあと消しやすいようにする
仮置きした数値は、それが間違っている場合に、それを消してやり直す必要があります。
そのため、「後々消す」ことを意識して仮置きしていくことが重要です。
この時は仮置きする数字と、これまで一意に決定して記入してきた数値と、記入する候補の数字などとを、混同しないよう区別することも意識しましょう。
仮置き法のコツ2:仮置きする際は、可能性の少ないものから試す
また、仮置きする際は、「可能性が少ないものから試していく」ことが重要です。「可能性が少ないもの」とは、数値の候補が少ないもののことです。
3つ4つの候補がある場所よりも、2つしか候補がない場所を選んで仮置きしていいきます。これにより、間違ってやり直しになる確率を減らすことができます。
先ほどの問題なら、1マスに3候補あるマスを避け、2候補のみの場所を選択します。
仮置き法のコツ3:複数の仮置きが必要な場合、整理しながら行う
場合によっては、複数の仮置きを何度か繰り返さないとならないものもあります。私は過去に、3つもの仮置きが必要な問題を解いたことがあります。
その場合も、できるだけ候補が少ないものを選びながら仮置きすることが大切です。
例えば「46」・「57」…と候補のマスがある場合に、
→5を仮置き…途中で矛盾した
→7を仮置き…途中で矛盾した
∴ 故に6が確定
といったように、順序立てて回答を導く必要があります。
少ないものを、整理しながら仮置きしていくを、心がけていきましょう。
仮置き法の実践例

左から2列目上から5段目に「7」を仮置きしました。
その仮置きした結果をもとに、以降、通常通りの解法で進めていきました。
仮置きした結果が正しければ、矛盾なく問題が溶けるはずです。

しかし、最終マス(左から9列目、上から5段目)には「1357」のいずれかが入るはずですが、どの数字も既に別の列や段に入っており、矛盾してしまいました。
これにより、最初に入れたマスは「5」であることが確定しました。

なお、WG-S50では、「鉛筆で書いた文字は消しゴムで消せる」のですが、仮置きした数字は「マーカー」で書いています。このマーカーで書いた内容は「マーカー消しゴム」でしか消せません。この仕様により、やり直しがとても楽になっています。
あとは、間違った仮置きをすべて消し、確定した箇所から引き続き仮置きしていきます。

これで、全て矛盾なく埋め終わりました。
最後に
仮置き法は手間がかかります。しかし、仮置き法が必要な問題こそ、解き甲斐のある数独の問題のように感じます。
その点、「WG-S50」なら、仮置き法もやりやすく、ナンプレを遊ぶのにはとても適していると思います。Win10のナンプレみたく、要らない補助機能もないですし。
ただ、ネックは解答チェック機能がないことですね(苦笑)。
もしも今回の記事でナンプレをやりたい! と思った方や、難しくて次に進めない方の参考になればと思います。

問題出典:

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