音痴克服には、大切なポイントがあります。

音声で文章推敲!?秀丸に音声読み上げ機能を追加しよう!

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みなさんこんにちは。

私はふだんから秀丸ひでまるエディタ(以降、秀丸とのみ記述します)を愛用しています。

現在、秀丸を自分なりのアウトラインエディタ化し、さまざまな改良を施しています。

その一環で、掲示している電子書籍でお勧めされている、

文章の推敲時に、テキスト読み上げソフトをつかい、音声を聞きながら推敲する

機能を、
秀丸に搭載しましたので、紹介します!

A5サイズでも罫線メモにはページ番号はありません(クリックで拡大)
更新履歴2017/01/17 分かりやすい文章を書くためのツールのリンクを追加。2016/12/29 初版公開。みなさんこんにちは!今この記事をお読みになっ

 

今回の方法で読み上げた、この記事の冒頭部分のサンプル(Haruka)

 

 

 

はじめに

今回は秀丸エディタに音声読み上げ機能を追加します。これで推敲作業がはかどります。
今回は秀丸エディタに音声読み上げ機能を追加します。これで推敲作業がはかどります。

 

秀丸をつかえば、小説やブログの記事を書けます。
こうして書いた「小説やブログの記事」を公開するさいには、必ず「推敲作業」が必要です。

しかし推敲作業というのは、
そんなに簡単なものではありません。

 

それでも、効率的に推敲をおこなう方法があります。

それこそ今回紹介するような「音声読み上げソフトをつかうこと」で、効率的に、よりその精度をたかめることが可能です。

 

 

 

なぜ音声読み上げ機能をつかって推敲するのか

 

音声を聞きながら推敲する利点を、
わかりやすい文章を書くためのプロセス(Outlinerアウトライナー伊藤いとうたかし」では、
次のように解説しています。

 

文章のおかしな部分を見つける方法として、音声読み上げソフト(TTS)をつかう方法があります。これは、テキストを音声に変換してくれるものです。
――中略――
人間の目は、意外といい加減です。ひらがなが一文字抜けていたり、よけいな文字が入っていたりしても目では見つけられないものです。
わかりやすい文章を書くためのプロセス – Outliner 伊藤 崇 – より引用。

 

この方法はとても理にかなっており、効率的に推敲をおこなえます。

もちろんこの方法をつかっても、目でみて推敲する作業は必要です。

なぜなら、この方法にも欠点があるからです。

 

 

音声で聞いていても間違いがわからないのは同音異義語です。発音は同じなので漢字が間違っていてもわかりません。
――中略――
また、タイプミスや表記が間違っている場合でも音声では気がつきません。
わかりやすい文章を書くためのプロセス – Outliner 伊藤 崇 – より引用。

 

たしかに、日本語には同音異義語が数多くあります。

本来はアクセントによって聞き分けられるものも多いのですが、音声読み上げソフト独自の「なまり」があるため、アクセントの正確さはあてになりません。

それでも、

「目でみてもわからないミス」をへらす方法

として、これは非常に優秀です。

 

 

秀丸マクロと音声読み上げ

 

秀丸には「マクロ実行機能」があります。

マクロとは、定型的な(≒ある程度まとまった)操作を、コンピュータにおこなわせる機能です。

今回はオリジナルのマクロをつかって、音声読み上げ機能を実現しています。

また音声を読み上げるために「ソフトーク(Softalk)」を秀丸から制御しています。

 

 

 

ソフトークとはなにか

今回は秀丸のマクロから、ソフトークを制御して音声読み上げ機能を実現しています。
今回は秀丸のマクロから、ソフトークを制御して音声読み上げ機能を実現しています。

 

このソフトークは、以下のサイトにより配布されている、フリーウェアです。

 

SofTalk(2006-2017) by cncc

※ 今回使用したバージョンは「Ver 1.93.20」です。

 

同梱されているヘルプファイルに、ソフトークの機能として、以下のように記述されています。

 

【機能説明】
漢字・英字等を含む文章を音声合成で読み上げます。

引数に文章/オプションを指定すれば画面表示せずに読み上げを開始するので、他のアプリケーションから呼びだして使用することもできます。

 

この「他のアプリケーションから呼びだして使用する」方法をつかっています。

ソフトークをつかうことで、

 

  • 比較的簡単に、
  • かつ無料で、
  • ある程度聞き取りやすい

読み上げ機能を実装できます。

 

 

また今回はソフトークに、MicrosoftマイクロソフトHarukaはるかDesktopデスクトップを指定して読み上げさせていますが、Windowsウィンドウズのバージョンによってはこの機能がつかえません。

その場合は、ソフトークを呼びだす際の引数を変更して、アクエストーク(AquesTalkアクエストーク)をつかうことも可能です。

 

 

 

マクロのダウンロードと導入

 

それでは実際に、読み上げマクロを導入します。

 

音声読み上げマクロのダウンロード

まず、以下のマクロをクリックして保存します。

 

 

マクロの保存場所

そして、ダウンロードしたマクロファイル(MyYomiage.mac)を以下のフォルダに保存してください。

%AppData%\Hidemaruo\Hidemaru\Macro\

 

 

秀丸へマクロを登録する

ダウンロードしたマクロを、秀丸に登録します。

これはマクロの保存場所を、前述のとおりにしていると簡単です。

以下の手順で、秀丸へ登録してください。

 

秀丸のメニューより、①「マクロ」をクリック→②「マクロ登録」をクリック
秀丸のメニューより、①「マクロ」をクリック→②「マクロ登録」をクリック

 

マクロ登録画面より ①対象「1~10」をクリック→②マクロ3のタイトル欄(左側の空欄)へ「文章読み上げ」と入力→③ファイル名欄の右側の「V」をおして「MyYomiage.mac」を選択→④「OK」をおす
マクロ登録画面より ①対象「1~10」をクリック→②マクロ3のタイトル欄(左側の空欄)へ「文章読み上げ」と入力→③ファイル名欄の右側の「V」をクリックし「MyYomiage.mac」を選択→④「OK」をクリックする

 

 

ソフトークのインストールパスの指定

ダウンロードしたマクロを実行すると、ソフトークがインストールされているパスを問い合わせます(初回のみ)。

「SofTalk.exe」のある【ディレクトリ】を指定してください。

 

初回起動時に、ソフトークのパスを指定する必要があります。「SofTalk.exe」のある【ディレクトリ】を指定してください。
初回起動時に、ソフトークのパスを指定する必要があります。「SofTalk.exe」のある【ディレクトリ】を指定してください。

 

 

 

HarukaからAquesTalkへ変更する

ダウンロードした最初の状態では、上述のとおりMicrosoft Haruka Desktopを使用します。

もしもマクロ実行時に音声が聞こえない場合、以下の手順をおこなって、HarukaからAquesTalkへの変更がひつようです。

ダウンロードしたマクロはMicrosoft Haruka Desktopをつかう設定になっています。
ダウンロードしたマクロはMicrosoft Haruka Desktopをつかう設定になっています。

↓ ↓ ↓ ※ 必要に応じて修正 ※ ↓ ↓ ↓

必要に応じマクロを編集し、AquesTalkへ変更します。変更する箇所は2行をコメントにするか否かだけで完了します。
必要に応じマクロを編集し、AquesTalkへ変更します。変更する箇所は28~29行目と31~32行目をコメントにするか否かだけで完了します。

 

 

 

実際に音声読み上げマクロをつかって文章を推敲する

このマクロでは、

  • 選択した文章を読み上げさせることと
  • ファイルすべてを読み上げさせること

ができます。

 

つかい方は簡単です。

上述のとおりに秀丸へ登録している場合、「CTRL(コントロール)」キーと「3」キーを同時におすと読み上げます。

もしくは、以下のようにメニューから呼びだします。

このマクロをメニューから起動する場合、「マクロ」→「文章読み上げ」の順でクリックしてください。
このマクロをメニューから起動する場合、「マクロ」→「文章読み上げ」の順でクリックしてください。

それでは実際に、文章を読み上げさせて、推敲をおこなってみます。

 

 

 

推敲前の文章例

以下の文章をお読みください。

私は大きく息を吸いながら、これまでのこを思いだした。
延々と扇子の訓練をしてきた日々。赤クラゲの大群に遭遇し、危うく海難事故に見舞われそうになったこと。それがトラウマになって、プール以外で泳げなくなったこと。一人泳げず、取り残された私を励ましてくれた同期級生のこと。
つよく息を吸うことで、それらの思い出が凝縮されて一つになる。そんな感覚を感ながら、私は意を決して入水にゅうすいした。

 

この文章には、複数のミスが含まれています。

目だけで推敲した場合、すべて見つけられるでしょうか?
音声を聞いて推敲するより、早くできるでしょうか?

先ほどの文章を読み上げさせた例を聞いて、音声読み上げソフトをつかった推敲を体験してください。

音声読み上げソフトをつかった推敲体験(Haruka)

 

 

音声読み上げソフトをつかった推敲体験(AquesTalk)

 

 

 

間違っている箇所と推敲例

このように、音声を聞いてみると、4か所のミスに気づきます。

 

  • これまでのこを→これまでのこ
  • 扇子→潜水
  • 同期級生→同期、もしくは同級生、もしくは同期生
  • 感ながら→感ながら

 

そして、
これらを修正した文章は、以下のようになります。

 

私は大きく息を吸いながら、これまでのこを思いだした。
延々と潜水の訓練をしてきた日々。赤クラゲの大群に遭遇し、危うく海難事故に見舞われそうになったこと。それがトラウマになって、プール以外で泳げなくなったこと。一人泳げず、取り残された私を励ましてくれた同級生どうきゅうせいのこと。
つよく息を吸うことで、それらの思い出が凝縮されて一つになる。そんな感覚を感ながら、私は意を決して入水にゅうすいした。

推敲結果も音声で聞いてみましょう。

 

音声読み上げソフトをつかって推敲しおえたもの(Haruka)

 

 

音声読み上げソフトをつかって推敲しおえたもの(AquesTalk)

 

このように、
たしかに音声読み上げ機能をつかうことで、

  • 推敲作業が格段に楽になり
  • かつ推敲精度を高められること

が、実感できることでしょう。

 

 

 

さいごに

今回は以前レビューした電子書籍の内容をもとに、文章の推敲時につかえる方法を紹介しました。

A5サイズでも罫線メモにはページ番号はありません(クリックで拡大)
更新履歴2017/01/17 分かりやすい文章を書くためのツールのリンクを追加。2016/12/29 初版公開。みなさんこんにちは!今この記事をお読みになっ

この方法を実際に導入したことで、今後の私の執筆ライフをより豊かにしてくれると確信しています。

ちなみに現在連載中の、以下の小説にはこの方法をつかっていません。なぜなら、この小説はポメラDM200で執筆しているからです。

迷路
更新履歴2017/04/19 START編公開。2017/03/18 PROLOGUEの漫画版公開2017/03/14 公開開始。PROLOGUE公開。これは当サイ

ある程度の時期を見計らって、この方法をつかって修正を試みたいと思っています。

みなさんも、ぜひ今回紹介した方法をつかってくださいね。

きっと、ふだんとは違う感覚で、推敲作業がおこなえるはずです!

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更新履歴:2017/02/20 関連記事を更新2017/01/23 タイトル変更。本文修正。2017/01/17 文章構造を変更2017/01/09 初版公開あ
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更新履歴2017/01/23 本文を微修正。2017/01/22 初版公開。当サイトが開発している【推敲支援ツール - Bee】。分かりやすく読みやすい
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待ちに待ったDM200。 http://www.kingjim.co.jp/ より引用。
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    Ganohr

    https://twitter.com/garnot1https://twitter.com/ganohr私は小学4年からプログラミングを初め、ITエンジニアとしても10年の実績のある個人SEです。ハンドルは「ガノー」で、通常の綴は「Garnot」です。「Ganohr」はガノーという音と、「Gan=ガン(目)、Ohr=オール(耳、ドイツ語)=目と耳」という意味を込めたものです。目と耳に届く情報を大切にしたい! 目と耳で楽しめるゲームやコンテンツを作りたい、発信したい!そういう思いで当サイトを運営しています。

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