カスタム検索

おすすめ記事

【DM200】バッテリーは16Wh確定。キングジム社からの正式回答!電池廃止妥当か

シェアする

ポメラDM200

当サイトの管理人は、ポメラDM200(キングジム社製品)を愛用する自称ポメラニアンです。

当サイトはポメラDM200の性能を調査しその結果を公表してきましたが、今後のさらなる調査のためにはキングジム社の情報が必要不可欠な状況でした。

そこで、キングジム社のカスタマーサポートへ「バッテリー容量や、動作時間検証の方法」を問い合わせたところ、正式にご回答頂くことができました。

その上、本内容を公開する許可を頂きましたので、今回ご報告させて頂きます。

検証及び質問経緯

これまでのポメラDM200の調査経緯。
これまでのポメラDM200の調査経緯。

これまでのポメラDM200の調査経緯。

当サイトは発売当初よりポメラDM200の仕様調査をおこなっていました。さらに、以下の記事にてポメラDM200を分解調査し、その様々な製品仕様を独自調査しては情報発信し、できるだけ信憑性の高い情報をお届けできるよう配慮してきました。

【ポメラ】DM200分解。LinuxPCのようなスペックだった
更新履歴 2017/01/28 関連記事を更新。誤表記を修正。 2016/11/29 バッテリー検証結果を修正。4,000mAhでほぼ確定。 2016/11/17 バッテリー容量の記述を最低1万mAh→6,500mAh~7,500mAhへ修正。 2016/10/29 コメント欄の情報を元に追記。+バッテリー計測画像追加。 ここに、新型のポメラDM200(キングジム社)があるじゃろ?それにこいつらを用意してゴニョゴニョする。するとこうじゃ!...
【DM200】あらゆる情報を網羅!4万の価値ある?仕様を解説!
2017/01/06 更新:バッテリー容量の公式回答を付記。 2016/11/29 更新:液晶の輝度の計測結果を付記。 2016/11/22 更新:バッテリー容量の検証結果を付記。 2016/11/17 更新:新しいバッテリー容量の検証結果を付記。 2016/11/15 更新:自然放電に関する情報を付記。その他付記。 2016/11/11 初版。テキストでのメモ機能の快適さを追い求め続けている、キングジム社のポメラシリーズ。その最新機種であるDM200が発表されたのが10月4日、そして1...

ただし、実際に分解検証してもバッテリー容量が不明であったため、バッテリー容量や連続動作時間を重点的に調査してきました。

【DM200】新型ポメラは連続18時間動作じゃない!?実際に検証した
ポメラシリーズ(キングジム)は、省電力故に、乾電池で長時間連続動作することが、人気を博した一つの理由でした。最新機種ポメラDM200の、前機種であるDM100では、単3エネループ2本だけで12時間強も動作しました。それでは、DM200ではどうでしょうか。以下は、マニュアルからDM200の動作時間のマニュアル内にある説明です。これを見ると、連続動作時間が18時間にも及ぶように見受けられますし、有名なとある発売前の動画レビューでも連続動作時間が18時間であると明言されて...
【DM200】白黒反転は動作時間1割減!液晶の仕組みから理由を解説
ポメラ(キングジム社)の最新機種であるDM200。前回、この端末に対し、バッテリーがフル充電された状態からキーリピートし続けた際の連続駆動時間を検証し、このような厳しい条件でも10時間15分程度動作することを検証しました。さて、それではDM200から新たに搭載された「白黒反転モード」での連続駆動時間はどう変化するでしょうか。大幅に減るでしょうか、それともさほど変わらないでしょうか。そもそも、なぜこのようなことを検証する必要があるのでしょうか。それは、TFT液晶(Thin F...

そして、ユーザーマニュアルに記載されている「動作時間18時間」という結果と調査結果が合わず、より詳細な検証が必要となりました。

当サイトを運営し続けていく中で、徐々に様々な技術者、サイト読者の方々からの情報をもとに、より詳細な調査ができるようになりましたが、特にバッテリー容量の調査は非常に難航していました。

【DM200】ポメラは8800mAhバッテリで満充電!3時間で可
2016/11/22 更新:明確なバッテリー容量が把握できたので追記。 2016/11/18 更新:誤字修正ポメラシリーズ(キングジム社)の最新機種であるDM200はこれまでのシリーズと大きく仕様が変わり、乾電池による動作をとりやめて、内蔵バッテリーを採用しました。当サイトはこのバッテリーの性能他、他では出されていない詳細な仕様をとことん検証してきました。その中でも、「バッテリー容量」だけが不明でした。そこで今回、私が普段愛用しているモバイルバッテリーであ...
【DM200】ポメラは16Whのバッテリ搭載!1カ月の電気代は120円!
(2016/12/02 追記更新)キングジム社正式回答により、3.7V・4200mAhの15,540mWhであることが確定しました。ポメラシリーズ(キングジム社)の最新機種であるDM200はこれまでのシリーズと大きく仕様が変わり、乾電池による動作をとりやめて、内臓バッテリーを採用しました。当サイトはこのバッテリーの性能をとことん検証しています。その中でも、「バッテリー容量」だけが不明でした。前回、以下の記事にて、モバイルバッテリーのインジケーターを元にバッテ...
【DM200】液晶の輝度が判明!ロウソク3~292本分の明るさだった!
更新履歴 2017/02/21 ver1.2の計測結果を付記。文章構造及びアウトライン変更。 2017/02/20 ポメラDM200のアップデート内容を追記 2016/12/01 情報提供元からの指摘を反映。他、誤字指摘も反映。多謝。 2016/11/29 初版公開ポメラDM200(キングジム社)の使用時間は、凡そ18時間であると製品マニュアルに謳われています。しかし、バッテリー容量の検証結果や、待機電力や消費電力量の測定結果、キーリピートを用いた連続駆動時間の検証結果...

そこで今後、より正確な検証を目指すためにも、平成28年11月30日キングジム社のカスタマーサポートへバッテリー容量や動作時間を検証した条件などを問い合わせました。

その結果、平成28年12月1日、非常に詳しい内容を、正式にご回答頂きました。そして、当サイトにて改めて記事として掲載してもよいかの確認を同日にさせていただきました。

そして、本日(平成28年12月2日)、初回問い合わせから3日という早さで、掲載を許可して頂きました。

質問内容

質問させていただいた内容は以下のとおりです。

ポメラDM200とDM100他を愛用しています。素晴らしい製品をありがとうございます。以下ご返答頂ければ幸いです。

*バッテリー容量は公開できませんか。
*ユーザーマニュアル記載の使用時間は18時間となっていますが、測定条件を教えて頂けませんか。
*DM200の使用時間の測定は、DM100と同じ条件ですか。
*この質問内容に関しては別記事作成するため非公開とします。

以上、ご返答頂ければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

回答内容と解説

以下の回答をいただきました。

以下の通り、ご回答申し上げます。
1)バッテリー容量について
3.7V 4,200mAhとなります。

2)バッテリー使用時間の測定条件について
バックライトレベル初期値、SDカード無、無線OFF、テキスト入力待機時間:入力時間=1:1、スリープ無、の条件になっております。

3)DM200の測定条件とDM100の測定条件
同じ条件となっております。

4)この質問内容と得られた回答に関しては別記事作成するため非公開とします。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。
敬具

以降、詳細に解説していきます。

正式回答によるバッテリー容量

3.7Vの4,200mAhである旨ご回答頂きました。

したがって、15,540mWhの、おおよそ16Wh程度のバッテリー容量であることが確定しました。

以下の記事にて検証している通り、満充電に20,000mWhの電力が必要だったことを考えると、77%もの高効率で充電できている計算となります。

【DM200】ポメラは16Whのバッテリ搭載!1カ月の電気代は120円!
(2016/12/02 追記更新)キングジム社正式回答により、3.7V・4200mAhの15,540mWhであることが確定しました。ポメラシリーズ(キングジム社)の最新機種であるDM200はこれまでのシリーズと大きく仕様が変わり、乾電池による動作をとりやめて、内臓バッテリーを採用しました。当サイトはこのバッテリーの性能をとことん検証しています。その中でも、「バッテリー容量」だけが不明でした。前回、以下の記事にて、モバイルバッテリーのインジケーターを元にバッテ...

単3アルカリ乾電池でこの要件を満たすには

ポメラDM200は乾電池でだって動きます。
ポメラDM200は乾電池でだって動きます。

ポメラDM200は乾電池でだって動きます。

ポメラシリーズでは乾電池でのバッテリースペックを気にする方が非常に多いため、乾電池でこの容量を実現できる範囲を計算してみます。

単3アルカリ乾電池の容量は条件によって取り出せる電力量がかわりますが、およそ乾電池有利となる条件をおいて以下の通り想定します。

1.5V×2,000mAh=3,000mWh
※この推定は乾電池有利な条件をおいています

また昇圧時の効率を0.9とかなり高い値を設定した場合でも、ポメラDM200のバッテリー性能を実現するには最低でも乾電池で実現するには5.76本必要です。

要するに、このように乾電池有利な条件を設定しても、最低6本の単3乾電池が必要であることは明らかです。

単3アルカリ乾電池4本を用いた実測検証結果も、4本で5時間程度であることがそれを裏付けています。この結果はバッテリー使用時のほぼ半分であることも判明しており7~8本の乾電池が必要であることも分かっています。

【DM200】電池4本で動作、5時間超!電池での運用法を紐解く!
キングジム社(の人気シリーズであるポメラ。その最新機種であるDM200の情報をずっと追っている当サイトですが、もちろん前機種のDM100も大好きでした。その両者の決定的な違いの一つである、乾電池駆動タイプか内蔵バッテリー充電タイプかというもの。DM200が乾電池を廃止せざるを得なかった理由を様々な角度から検証し、仕様から単3乾電池6~12本必要となることや、分解レビューを行って性能がとても高いため消費電力が増加している可能性が非常に高いことなどを突き止めました。また内蔵されているバ...
【DM200】白黒反転は動作時間1割減!液晶の仕組みから理由を解説
ポメラ(キングジム社)の最新機種であるDM200。前回、この端末に対し、バッテリーがフル充電された状態からキーリピートし続けた際の連続駆動時間を検証し、このような厳しい条件でも10時間15分程度動作することを検証しました。さて、それではDM200から新たに搭載された「白黒反転モード」での連続駆動時間はどう変化するでしょうか。大幅に減るでしょうか、それともさほど変わらないでしょうか。そもそも、なぜこのようなことを検証する必要があるのでしょうか。それは、TFT液晶(Thin F...

単3エネループでこの仕様を満たすには

同様にエネループでも推測します。単3アルカリ乾電池よりも明確に判断することが可能です。

1.2V×1900mAh=2,280mWh

程度となります。昇圧時の効率を同様に0.9と設定した場合でも、なんと7.57本も必要です。これも乾電池有利とするため、端数を切り捨てて7本とします。

したがって

故に、6~7本もの単3乾電池・単3エネループを使用する必要が出てしまうことが確定します。

このように、DM200のスペックを実現するための乾電池不採用はしかたないものであり、物理的に不可能と判断したと推測することは正しいのではないでしょうか。

ポメラDM200の使用時間の計測条件

ポメラDM200とDM100のユーザーマニュアルの違いは、以下に詳細なレビューを行っています。

【DM200】ポメラニアンが気になる小さなところ
この記事を閲覧している方は、KING JIM()の「デジタルメモ・ポメラ()」の最新機種であるDM200が10月21日に発売されることはご存知でしょう。管理人はさっそく予約してしまいました。

このマニュアルレビューを投稿したのはポメラDM200が発表された直後でしたが、その当初より「前機種ポメラDM100と使用時間の但し書きが異なる」ことを指摘していました。

そして、連続動作時間が9時間~10時間程度であったことから、DM100と但し書きが異なるが、同じ計測条件であることは想像に難くありませんでした。

【DM200】新型ポメラは連続18時間動作じゃない!?実際に検証した
ポメラシリーズ(キングジム)は、省電力故に、乾電池で長時間連続動作することが、人気を博した一つの理由でした。最新機種ポメラDM200の、前機種であるDM100では、単3エネループ2本だけで12時間強も動作しました。それでは、DM200ではどうでしょうか。以下は、マニュアルからDM200の動作時間のマニュアル内にある説明です。これを見ると、連続動作時間が18時間にも及ぶように見受けられますし、有名なとある発売前の動画レビューでも連続動作時間が18時間であると明言されて...
【DM200】白黒反転は動作時間1割減!液晶の仕組みから理由を解説
ポメラ(キングジム社)の最新機種であるDM200。前回、この端末に対し、バッテリーがフル充電された状態からキーリピートし続けた際の連続駆動時間を検証し、このような厳しい条件でも10時間15分程度動作することを検証しました。さて、それではDM200から新たに搭載された「白黒反転モード」での連続駆動時間はどう変化するでしょうか。大幅に減るでしょうか、それともさほど変わらないでしょうか。そもそも、なぜこのようなことを検証する必要があるのでしょうか。それは、TFT液晶(Thin F...

今回こうして正式にご回答いただけたことにより、腑に落ちました。この回答結果を踏まえて、懇意にさせて頂いている技術者の方ともお話をさせて頂きました。

その中で、

  • バックライト設定が1-6段階で3の初期値、入力1時間、未使用1時間の繰り返しという想定での計測は、テキスト編集端末としてはとても合理的な計測結果である

という認識を両者ともに持っています。

ただそれならポメラDM100と同様の計測条件であった旨はマニュアルに記載して欲しかったというのが本音のところです。これは、ポメラのバッテリー計測方式は一般的には知られていないため、記載する必要が薄いと判断されたのかもしれませんね。

最後に

ポメラDM200の仕様の中でも、特に不明だったバッテリー容量が分かってとてもうれしい。
ポメラDM200の仕様の中でも、特に不明だったバッテリー容量が分かってとてもうれしい。

ポメラDM200の仕様の中でも、特に不明だったバッテリー容量が分かってとてもうれしい。

実はこの質問に、詳細にご返答頂けるとは考えていませんでした。このような内部仕様を問い合わせても、企業としては返答することの利点はないはずです。

また、ほとんど全ての質問に対し迅速にご返答を頂いておいます。だからこそ、バッテリー容量の記載は、利用者のために分かりにくいという理由で外したのだと考えても問題なさそうです。

そして、個人運営のサイトからの質問に対し、ご返答をいただきましたこと、記事作成許可をいただきましたこと、誠にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

最後に、キングジム社からの正式回答の要旨を繰り返させて頂きます。

  • ポメラDM200のバッテリー容量は「3.7V 4,200mAh、15,540mWh」である
  • ポメラDM200は、ポメラDM100と同じ計測条件で測定したものである

ここまでお読み頂いた読者の皆様もありがとうございました。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.